・近視は、遠いところのものが見えづらくなり、近くに寄らないとよく見えない状態のことです。専門的には、目の長さが目の屈折力と比べて長いため、網膜の前にピントが合う状態のことをいいます。
近視は日本人に多いとされ、子どもは「読書などを30分以上行う頻度」や「遠くを見る機会の多さ」で、近視の進行に差があるといわれています。
こどもの視力低下の場合は「近視」などが進んだことによる場合と、目の調節力の過度な緊張による「仮性近視」などの場合があります。「近視」などの場合には、メガネが必要になりますが、「仮性近視」であれば、調節麻痺剤という目薬や、調節力の過度な緊張をとる検査器などにより視力がよくなる場合があります。
両眼視検査器D-5000AUTO
検査器の中の風景を5分眺めるだけで、遠くの風景を長時間眺めているのと同じ効果があり、調節力の緊張をやわらげます。当院に設置しておりますので、通院して利用することができます。