小田急百合ヶ丘駅徒歩2分
電話:044-281-4081

ひろわたり眼科 川崎市麻生区 百合ヶ丘駅徒歩2分 年々増加する子どもの近視。

~ドライアイ~

身近な目の病気

 ドライアイは、目を守るのに欠かせない涙の量が不足したり、涙の質のバランスが崩れることによっておこる病気です。「涙」は目の表面をおおい、目を守るバリアのような働きをしています。ドライアイの要因には様々なものがありますが、とくにパソコン、コンタクトレンズ、エアコンなどを使用することで涙が蒸発しやすく不安定になり、目の表面の細胞を傷つけてしまいます。また、症状も「ゴロゴロする」「痛い」といった直接的な刺激感のみならず「かすむ」「まぶしい」「疲れやすい」など見え方にも影響することがあります。さらに「頭が痛い」、「首や肩がこる」、「目の奥が痛い」、など症状は様々ですし、本人にとっては症状が強くてつらい場合もあります。

 ドライアイで「かすむ」などの視力障害が起こる理由は、例えば、お肌もうるおいがなくなると、お化粧ののりが悪くなります。お化粧ののりが悪くなるとお肌が“くすむ”のと同じように、目のうるおいがなくなる(=ドライアイ)と、視界が“くすむ”(=かすむ)ため、見え方が悪くなります。

 ドライアイの治療は主に点眼薬で、従来の人工涙液とヒアルロン酸治療薬に加え、涙の下地にあたるムチンに作用したり、涙の量を増加させる効果のある新しい「ジクアスLX」や「レバミピド」という点眼薬も使えるようになってきました。ただし、これらのドライアイ専用の点眼薬は、効果がでるまでに数ヶ月~半年程度の期間がかかるといわれています。

 点眼薬で効果が得られない場合は、涙点閉鎖による治療を行います。涙の排出口である涙点を閉じることにより、涙を目の表面に十分にためる方法です。涙点にシリコン製または医療用コラーゲンの涙点プラグを挿入します。当院ではどちらの治療法も行えます。

 特に空気が乾燥する冬のドライアイ症状の改善が期待できます。予約不要で短時間で終わります。治療の痛みはほとんどありませんし、血が出たり傷が残ることもありません。費用は健康保険の対象で、3割負担で約7,000円、1割負担で約2、500円(両眼)です。また、公費負担の方は無料です。

↑ PAGE TOP