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目の病気

メニューバーの疾患名をクリックするとその疾患の説明にジャンプします。このページでは近視についてご説明します。

近視

近視とは、眼内に入った光が網膜よりも手前で焦点を結んでしまい、網膜にピントがあわない状態を言います。

正視(網膜上に焦点があっています

近視(網膜よりも前に焦点があっていて、正視より眼軸(眼の奥行)が長い)

網膜に焦点を結ばない原因として、角膜から網膜までの長さ(眼球の長さ=眼軸長)が正常よりも長い場合と、角膜や水晶体の屈折力が大きすぎる場合とがあります。前者を「軸性近視」といい、後者を「屈折性近視」といいます。
眼軸長や角膜・水晶体の屈折力については、遺伝的な要素と後天的な影響が関与していると考えられています。また、日本人を含むアジア人は近視の人の割合がたの人種に比べて多いことが知られています。
また、近視には「真性近視」と「仮性近視」があります。仮性近視は名前のとおり、本当の近視(真性近視)ではなく、目の調節による一時的な近視のことをいいます。仮性近視は、調節緊張緩和装置や点眼薬で軽減させることが可能です。ただし、仮性近視でも目の緊張を取り除かないで放置していると、近視が進行する場合もあります。

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