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ひろわたり眼科 川崎市麻生区 百合ヶ丘駅徒歩2分 年々増加する子どもの近視。

~子どもの近視~

年々増加する子どもの近視

 小学生の病気で最も多いものは「むし歯」(約60%、文部科学省学校保健統計調査)ですが、近年は減少傾向にあります。逆に、「裸眼視力1.0未満」の子どもの割合は年々増加しており、約30%の子どもが「裸眼視力1.0未満」で、年齢とともに増加します(6歳で18.9%、17歳で59.6%)。特に、「裸眼視力0.3未満」の子どもの増加が著しいです(6歳で1.0%、17歳で27.7%)。

 近視や遠視は「目の屈折力」と「眼軸長(がんじくちょう)」で決まります。「目の屈折力」とは、角膜と水晶体の屈折力の合計で決まります。「眼軸長」はその名のとおり“目の長さ”で角膜の頂点から網膜までの距離です。この「眼軸長」は、身長が伸びるときに手足が伸びるのと同じように、こどもの体の成長とともに長くなります。「眼軸長」が長くなると近視が進むため、身長が伸びる学童期~青年期には近視が進んで裸眼視力が低下することが多くなります。

さらに、近視は日本人を含む東アジア人に多いとされ、「30cm以内での読書を30分以上行う頻度」や「遠くを見る機会の多さ少なさ」が、近視の進行に影響するといわれています。読書だけでなく、勉強やゲーム、スマートフォン、タブレットなども読書と同様に近視の進行に影響する可能性があります。
 ただし、こどもの視力低下の場合は眼軸長が伸びたことによる(本物の)「近視」の場合と、目の調節力の過度な緊張による「仮性近視」などの場合があります。
「近視」の場合には、メガネが必要になりますが、「仮性近視」であれば、調節麻痺剤という目薬や、調節力の過度な緊張をとる検査器などにより視力がよくなる場合があります。この目の調節力は、一般的には体の柔らかさと同じように若いときは多く持っていますが、年齢を重ねるうちに徐々になくなっていきます。そのため、子どもは調節力をかなり多く持っていますが、この調節力を自分で十分にコントロールできていない状態が「仮性近視」の状態です。治療によって、この調節力のコントロールを取り戻すことを目標にしています。当院に設置してある「ワック」という検査器の中の風景を5分眺めるだけで、遠くの風景を30分間眺めているのとほぼ同じ効果があり、調節力の緊張をやわらげます。


「ワック」両眼視検査器D-5000AUTO

 まず受診していただいて、「仮性近視」の可能性がある場合には、まずは治療を行ってみます。治療の期間は、1ヶ月を基本として、状況によっては2~3ヶ月程度行います。

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